OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IIIを買った話・買うまでの話
どうもこんにちは。
手持ちの一眼レフを売って、中古でオリンパスのOM-D E-M10 Mark IIIを買う、という体験をしたので、その経緯をだらだらと書きたいと思います。究極に私的な話で申し訳ありません。
写真が撮りたい
私は高校時代に写真部に入り、そこで写真を始めました。
その時に買ったカメラがニコンのD5300です。
このカメラは2013年発売のAPS-Cエントリー機で、私が買った段階ですでに後継機のD5500が出ていました。
今ではそのまた後継機のD5600が発売されていますが、D5300は未だに人気があるらしく、2020年現在も中古で結構な値がついています。確かに初めての一眼レフ、ということであれば私も推したい。
先述の通り、私は高校の写真部で写真を撮っていました。そして受験のために高3の夏で部を辞めてから(浪人期間を挟んで)丸2年経って、また写真を始めたくなったわけです。
カメラを買い換えよう
私が写真を始めたとき(ほんの数年前ですが)から、カメラ業界は大きく変わりました。
一番大きな変化が、ミラーレスの台頭です。
ミラーレスの性能は日進月歩で、現在ではほとんどの場面において性能的にはレフ機を上回っているようにも感じます。
私の知っているミラーレスは、EVFが見づらくて、シャッタースピードの限界値が低くて、高感度耐性が低いカメラだったのですが。
ローエンドの機種を使っている身としては特に、大きくて重いレフ機を使い続ける必要はあるのかという気になってきて、デザインがかわいくて小さくてファインダーを覗けるミラーレスがあれば乗り換えようと決意しました。
貧乏学生なので予算はほとんどありません。今のカメラとレンズを売って約4万円、それプラス2万円の6万円でカメラボディとレンズ2本くらいは欲しいと思っていました。中古は前提です。
悩んだカメラたち
APS-C一眼レフからの乗り換えということもあって、表現力のことを思えば同じAPS-Cミラーレス、ということで最初に検討したのがFUJIFILMのカメラです。
1. FUJIFILM X-A5
予算的にはまずこれ。
かわいいカメラですよね。でもファインダーが付いてないのは厳しい。調べたところフジのカメラは外付けの電子ビューファインダー等はないみたいです。
2. FUJIFILM X-E3
その次に検討したのがこれ。
このデザインは本当にかっこいい。正面からの画ももちろんですが、左肩についたファインダーもかっこいい。まるでレンジビューファインダーです。
予算があればこのX-E3を買っていたと思います。でも微妙に高い。フジのレンズもやや高価な印象があるし、ちょっと厳しいかな。
ということでAPS-Cは一旦諦めて、マイクロフォーサーズを検討し始めました。
家族がパナソニックの古いミラーレスを持っていて、さらにほとんど使っていないレンズもあるので、これが使えたらまあいいよなと思いました。ただセンサーサイズが小さくなるので、性能の面でやや不安はありました。
3. OLYMPUS PENシリーズ
前々からオリンパスのカメラは気になっていたので、まず考えたのがPENです。
かわいいデザインで良いですが、でもファインダーがない。本当はファインダー搭載機のPEN-Fが欲しいところですが、予算オーバーです。
その一つ前のPEN E-PL8なら外付けファインダーが使えるので、これを買おうと決めかけました。外付けファインダーはやや高いですが、中古で1万円台なら許容範囲でしょう。
ただ現行のE-PL10の2世代前になるので、触ってみてから決めよう、ついでに現行の新製品も見てみようと、ヨドバシカメラとその近くの中古ショップに出向きました。
忘れていたやつ
ヨドバシカメラのオリンパスコーナーを見ていると、OM-Dシリーズが目に留まりました。それでその一番下位の機種であるE-M10 Mark IIIを触ってふと値札を見ると、レンズキットが6万円台で売っていました。あれ。
もちろんこのシリーズの存在は知っていたし、発売された当時レビュー動画などを見て欲しいなと思っていたのですが、E-M10がこんなに安いラインだとは思っていませんでした(忘れていました)。
さらにE-M10 Mark IVが今月発売されることもそこで知り、これは買い時と、E-M10 Mark IIIが自分の中で急浮上してきました。
そこで中古ショップへ走ると、E-M10 Mark IIIは3万円台で売っていて、あと一台しかありませんでした。
完全にノーマークだったので、スペックの確認もしていませんでしたが、2~3分で調べただけでそのまま買ってしまいました。
おわりに
ちょっと思いがけない形にはなりましたが、個人的には考えていたよりも良いカメラが手に入ったな、という気分になっています。
レンズに関しては冒頭の写真の14-42mm(一つ前のキットレンズ?)を同時に購入し、さらに望遠ズームと14mm単焦点が家にあるのでしばらくは大丈夫でしょう。
とくに14mm(換算28mm)で大学の近くでスナップを撮ったりしたら楽しそうですよね。鴨川沿いや寺社に限らず良い場所には困らないはずです。
カメラ用品は残してあるのですが、NDフィルターなどはすぐ必要な場面が出てくるでしょうから、フィルター径に合わせて買い直しておかなくてはなりません。
記事を書いている段階では、雨続きでまだ撮影に行けていないので、とりあえず物撮りでもしておきました。
せっかくブログがあるので、撮った写真もおいおい載せて行ければいいなと思っています。
それではさようなら。